A’s Story

ただがむしゃらに頑張ればよかった所長補佐時代に研修に出会う

株式会社東和コーポレーション 有田様株式会社東和コーポレーション 有田様

はじめて研修を受けた6年前は、所長補佐でした。当時は肩書きや役職には何のこわだりも持っていませんでした。とりあえずがんばって業績が上がればよかったし、年齢的にも30歳を超えた頃で悩みもなく、「来月のことは来月考えればいい」というスタンス。気になるのは営業所の数字くらいでした。

なので、研修には最初ものすごく否定的でしたね。「研修なんて受ける意味あるの?」と、案内チラシすら見ませんでした。研修が始まってからも、しばらくは反抗的で。森山さんから出される課題に対しても、「こんなの、どうやればいいかわかんないですよ!」と食ってかかったこともありました。私がいちいち否定してくるから、さすがの森山さんもムッと来ていたんじゃないかと思います(笑)。

そんな私が、研修を受けて半年ほど経った頃、ガラリと変わりました。「このままではいけない」と思い始めたんです。

それまでもきっと、心のどこかでは漠然とした不安を感じていたんだと思います。いずれ業績も頭打ちになるだろう、いまのポジションで本当にいいのか、部下がいつまで自分のやり方について来れるんだろう…。

こうした不安に研修で正面から向き合っていくうちに、「このままでいいや」から「上のポジションを目指してやるべきだ」という確信に変わっていきました。研修から2年半で所長に、さらにその3年後には神奈川エリアの統括所長に昇進。こんな成長を遂げることができたのも、研修のおかげだと思っています。

「肩書きなんて何もいらない」から本気で上を目指しはじめる

株式会社東和コーポレーション 有田様

研修を受けることで、大きな変化が3つありました。

1つ目は自分の頭で考えるようになったこと、2つ目は人に任せられるようになったこと。それまでは、一から十まで全部自分でやっていたんです。自分でやれば失敗しても自分の責任だし、自分で取り返せばいい。部下を育てる気もなく「言った通りにやってくれればいい」と考えていました。でも、森山さんに「本当に、それでいいんですか?部下に輝ける場所を与えるのも仕事ですよ」と言われて。そこから少しずつですが、「責任はオレが取るから、やってみなよ」と言って、部下に仕事を任せるようになりました。

3つ目は、上のポジションを意識するようになったことです。いまでも覚えているのは、所長から統括所長になった頃のこと。部下に自分の仕事を任せるようになったら部下がどんどん育ち始め、気がつけば自分がいなくても数字を出せるようになっていました。そこで、「もう自分の仕事が何もない!」と思ってしまったんです。

その悩みを森山さんに話したら、「所長としてやるべき仕事がほかにあるでしょう?」と言われて。最初は「え、なに言ってるんだろう?」と思ったのですが、帰り道の電車のなかでふと気づいたんです、自分には自分にしかできない別の仕事があるんだ、さらなる上を目指していかなくてはいけないんだと。

次のポジションは、統括所長。でも、担当営業所が何倍にも増えるので仕事量も責任もぐんと重くなります。「やってみようかな、どうしようかな、大変そうだし…」。

そこで、また森山さんに相談したところ、「統括所長は誰かがやらなきゃいけないんですよ、それが誰なのか、有田さんにはわかってるでしょう?」と言われ、それで「やろう!」と思い切ることができました。こんなふうに私の性格を知って、うまくやる気を引き出してくれるところが森山さんのすごさです。

構想シートの作成を通じて気づいた、考えることの大切さ

株式会社東和コーポレーション 有田様

研修内容で強く印象に残っているのは、構想シートです。自分自身と組織を取り巻く環境を、じっくり時間をかけて書き出すことでいろいろことを整理し、見える化できます。

最初の頃は何にも書けませんでした。「ただ、がむしゃらにやっていた頃で、そもそも課題すら思いつかないんです。「課題:年間売上の達成、方法:自分ががんばる」なんて、いい大人が小学生みたいなことを書いていましたね。いま思い出しても恥ずかしすぎます。

この研修で、物事を手を使って書き出すことの大切さを学びました。たとえば、「営業所の成績を上げる」ために「部下を成長させること」が必要だと書き込むと、「じゃあ、部下を成長させるにはどうすればいいのか」と深く具体的に考えるようになるので、いま何をすべきかが明確になります。

この方法はいまではすっかり習慣化していて、折につけ活用しています。何かがうまくいっていないときには当時研修で使っていたシートを引っ張り出して、どんどんマス目を書き込んでいきます。

週報や月報も、最初の頃はとにかく面倒で、毎回適当なことを書いてごまかしていました。森山さんはもちろんお見通しでしたが、叱られることは一度もなかったですね。

「有田さんなら、こうしたらいいんじゃないですか」といつも諭すようにフィードバックをくれました。これも、叱られたらへそが曲がってしまう私の性格を見抜いた森山さんならではの戦略だったのでしょう。いつしか「なるほど、そうですね、じゃあやってみましょうか」と素直に言うことを聞けるようになっていました。

森山さんは「学校に一人はいる何でも安心して相談できる友達」

株式会社東和コーポレーション 有田様

はじめて研修を受けてから6年間、本当にいろんな質問・相談をしてきました。考えてみると、答えが返ってこなかったことは一度もなく、いつも的確な答えを返してくれました。

だから、いまでも何かあるとつい森山さんに相談してしまいます。あるとき、仕事が休みの日にわざわざ森山さんに会いに行ったことがあるんです。面談日でもなんでもないのに、自分の休みを使ってですよ。いま思うと電話でもよかったのに、なぜか会いに行ってしまいました。

いろいろあって心が折れかかっていたときだったので、森山さんの顔を見て安心したかったのかもしれません。迷っているときや悩んでいるときに、背中を押してくれるひと言をくれるはずだと信頼し切っているのだと思います。

自分にとって、森山さんは「学校に一人はいる、何でも安心して相談できる友達」。子どもの頃そういう友達がいましたが、いまは森山さんがそんな存在になっています。

まだまだ上を目指し続け自分も部下も会社も成長させていきたい

株式会社東和コーポレーション 有田様

今の自分を6年前の自分が見ていたら、「よく成長したよね」と声をかけたいです。自分でもわかるくらい、自分の頭で考えられるようになりました。6年前には思いもよらなかった自分が、いまここにいます。

現在は部下が研修を受けていますが、時々かつての自分のような否定的な態度の部下がいると、「まずは、騙されたと思ってやってみようよ」と言っています。研修を受ければ必ず何かが変わりますから。

私が、いいお手本です。もし部下から「こうしたいんです」と相談されたら、今の自分は「じゃあ、こうしてみたら?」「ほかにも方法があるかもしれないから、考えてみて」「まずは一度みんなで話し合ってみようか」と答えます。これが昔の自分だったら「わかった、じゃあそれ、オレがやっとくから!」。この差は歴然ですよね。

今後は、次のポジションを目指しながら、今やるべきことをしっかり行っていきたいです。もっと大人になりたいとも思いますね。性格的に肩で風を切ってしまいがちなところがあるので(笑)。

弊社の会長の考え方に「福には、惜福・分福・植福の3種類がある」というものがあるのですが、簡単に説明すると「惜福は、自分に来た福をありがたいと思い無駄使いせず大事に使う心のこと」「分福は、自分に来た福を人にも分けること」「植福は、周りの人間にうまくいく方法などを伝え、教育していくこと」を意味しています。

会社として、もっと大きく成長していくためには、私自身が経験を通じて学んできたことを、部下や後輩たちに伝えることが大事だと考えていますが、まさに、自分自身の経験の植福を実践していくことが、私の役割なんだと思います。うちの会社は、成長意欲がある人には、どんどん機会が与えられる社風なので、みんなのチャレンジを後押しする力になれればと思います。

自分をレベルアップさせるには、自分の頭で考えることが一番大切だと思います。部下にはそれをぜひ研修で習慣化してほしいです。森山さんからヒントをもらって、まずは自分で考える。考えたことを森山さんに伝えて、フィードバックやアドバイスをもらい、そこでもう一度考える。そういう考えるサイクルをどんどん回していくうちに、思ってもみなかった成長を遂げているだろうと思います。

個性のある部下たちをどう生かしていくか、会社をどう成長させていくか、課題はたくさんありますが、考えるのが楽しくて仕方ありません。